このデッキは「エネルギーを武器に変える」職人気質のデッキだ
ポケモンカードを長くやっていると、「強いカード」と「使いこなすのが難しいカード」は必ずしも同じではない、と実感する場面がある。パオジアンexデッキはその典型だ。
ワザ「ヘイルブレード」は、場の水エネルギーをトラッシュした枚数×60ダメージを与える青天井ワザ。水エネルギーを8枚使えば480ダメージ。HPがどれだけ高い相手でも一撃で倒せる。数字だけ見ると圧倒的に強い。
しかしその強さを維持するには「常に水エネルギーを手元に供給し続ける」という仕組みを安定して回し続けることが前提になる。それができなければ、いくら青天井ワザでも打てない。
パオジアンexデッキの本質は「エネルギー管理のデッキ」だと僕は思っている。山札・手札・場・トラッシュ・サイド、それぞれに水エネルギーが何枚いるかを常に把握しながら、適切なタイミングで適切な枚数だけ使う。それができたとき、このデッキは本当に手がつけられないほど強くなる。
ここまで「エネルギーの行方」を意識させられるデッキは他になかった。使い込むほど奥深さが増す、職人気質なデッキだ。
デッキの設計思想——「青天井火力」が環境で生き残り続ける理由
ワザ「ヘイルブレード」は青天井ワザと言われるダメージ上限がないワザだ。青天井ワザには必ず需要があるため、パオジアンは当分環境で生き残れるスペックがある。環境にはその環境で1番強い青天井ワザを持つポケモンが一種類は生き残っているものだ。
これは本質を突いた言葉だと思う。ポケモンカードのインフレがどれだけ進んでも、HPが300・320・350と上がり続ける以上、それを上回るダメージを出せるカードの価値は下がらない。パオジアンexはその「どこまでも伸びるダメージ」を持っている。
パオジアンexデッキの最大の特徴は、パオジアンexの特性で基本水エネルギーを2枚サーチできる点だ。基本水エネルギーをサーチできることで、かがやくゲッコウガのかくしふだで安定感をあげたり、セグレイブの特性でエネルギーを加速できたりする。また、山札圧縮にもなるので対戦の後半ツツジなどを打たれる前に、山札から基本水エネルギーを少なくして山札を強くする動きも強力だ。
ここが面白くて、パオジアンexの特性「わななくれいき」は攻撃のためだけでなく「山札を強くする」という副作用まで持っている。水エネルギーをどんどん引き抜くことで、終盤に手札干渉を受けても引けるカードが全て有効牌になる——という状態を自然と作れる設計だ。
核心カードを深く理解する
パオジアンex——「サーチャー」兼「最強アタッカー」
パオジアンexは2つの顔を持つ。
特性「わななくれいき」は、パオジアンexがバトル場にいる間、自分の番に1回使えて山札から基本水エネルギーを2枚まで手札に加えられる。これを毎ターン回し続けることで、手元に常に水エネルギーが補充されていく。
特性「わななくれいき」で手札に水エネルギーを2枚加えることができるので、この特性をたくさん使えるような立ち回りを意識したい。エネルギーを2枚手札に加える行動は本来グッズやサポートでやるような行動であるため、わななくれいきは破格の特性といえる。
つまりパオジアンexがバトル場に立ち続けるほど、手元の水エネルギーが積み上がっていく。毎ターン使えるドローエンジンとしての役割と、そのエネルギーを全力でぶつける最強アタッカーとしての役割を、一枚のカードが両立している。
ヘイルブレードの使い方で知っておきたいのが「何枚トラッシュするかの選択肢がある」点だ。毎回最大枚数を使う必要はない。相手のポケモンを倒すのに必要な枚数だけ使い、残りは次のターンに温存するという判断が、終盤のエネルギー管理に直結する。
セグレイブ——このデッキの「給油所」
「きょくていおん」は手札の基本水エネルギーを自分のポケモンに付けることができる。この特性を自分の番に何度でも使える点が強力で、「ヘイルブレード」のダメージを上げることはもちろん、バトル場のポケモンが逃げるために必要なエネルギーを確保しながら別のアタッカーを育成することも可能だ。
「何度でも使える」という点がポイントだ。セグレイブが2体並んでいれば、1ターンに2回きょくていおんを使える。わななくれいきで手元に集めた水エネルギーを、セグレイブのきょくていおんでアタッカーに貼り込んでいく——この2つの特性の連携がこのデッキの骨格だ。
セグレイブはただのエネ加速係ではなく、逃げるためのエネルギー補充もこなせる。バトル場のポケモンを入れ替えたいとき、手貼りを使わずにセグレイブで逃げエネを賄えるため、その分の手貼りをアタッカーへの加速に使える。このリソース効率の良さが上級者に評価される理由だ。
かがやくゲッコウガ——「マナフィ強要」という戦略的圧力
かがやくゲッコウガはワザ「げっこうしゅりけん」で相手の場にマナフィを強要できる。
げっこうしゅりけんは相手のポケモン2体にそれぞれ90ダメージを与えるワザで、マナフィがベンチにいなければベンチのポケモンを2体まとめて倒せる。これが相手に「マナフィを出さなければいけない」という強制力になる。
マナフィはベンチを1枠使う。その1枠を強制的に使わせることで相手の展開を制限できるうえ、マナフィをボスの指令で呼び出してキャンセルコロンで特性を消してから狙い撃つというコンビネーションも存在する。
このような盤面上に圧倒的な情報量を提出することでリスクの分散ができるのがパオジアンデッキの魅力の一つであり、同時に非常に難しいデッキと言われる所以でもある。
テツノカイナex——サイドレースをひっくり返す「隠し球」
現在のパオジアンexデッキは「テツノカイナex」を採用する型がほとんどだ。テツノカイナexは技「ごっつぁんプリファイ」が強力なポケモンで、この技で相手のポケモンを倒すとサイドを1枚多く獲得できる。パオジアンデッキの場合は、セグレイブの特性を使うことで無色分のエネルギーを簡単に補うことができるため、後は大地の器などで持ってきた雷エネルギーを手貼りするだけで比較的容易に動かすことができる。
パオジアンには大きく分けてテツノカイナ採用型と不採用型がある。環境の9割はテツノカイナ採用型だ。安定度はもちろん不採用型に軍配が上がるが、長くパオジアンを触っていると、どうしてもテツノカイナexがいなければ攻略できない場面と遭遇する。
テツノカイナexの採用はデッキ全体の安定性を若干下げるトレードオフがある。しかし「テツノカイナexがないと詰む局面」が確実に存在するため、実戦ではほぼ必須に近い。最初はテツノカイナ採用型で練習して、使いこなせるようになってから不採用型を試す流れがおすすめだ。
1ターン目——セビエをとにかく並べる
1ターン目の最優先はセビエを2体以上立てることだ。2ターン目にセグレイブを立てて攻撃していきたいので、次の相手の番でセビエを1体倒されてもいいように「なかよしポフィン」などを使ってセビエを2体展開しよう。余裕があればビッパを出しておくことで、2ターン目からビーダルでデッキを回しやすくなる。
なかよしポフィンはHP70以下のポケモンをベンチに2体出せるグッズで、セビエ2体を一枚のグッズで展開できる。このカードが初手にあるかどうかで1ターン目の質が大きく変わるため、マリガンの判断基準にもなる。
パオジアンexを1ターン目に無理に出す必要はない。ただしバトル場にスタートした場合は、わななくれいきを使って水エネルギーを手元に集めておこう。この初手のわななくれいきが、後続のエネルギー供給の種になる。
後攻1ターン目にワザを使えるポケモンがいないため、じゃんけんに勝った場合は先攻を取る。「きょくていおん」で逃げるために必要なエネルギーを付けられるため、スタートするポケモンは基本的にどのポケモンでも問題ない。
先攻を選べる状況では必ず先攻を選ぼう。後攻1ターン目に動けるカードがないため、先攻で盤面を作る時間を確保することがこのデッキの基本戦略になる。
2ターン目——セグレイブを立ててエンジン始動
2ターン目のゴールは「セグレイブに進化してヘイルブレードを宣言する」ことだ。ここに全てをかける。
手順はこうだ。
- セビエからセビトから進化してセグレイブを立てる(ふしぎなアメで直接進化も可)
- セグレイブのきょくていおんで水エネルギーをパオジアンexに貼る
- パオジアンexのわななくれいきで山札からさらに水エネルギーを引き込む
- ヘイルブレードで攻撃
2ターン目はセグレイブに進化し、パオジアンexかゲッコウガの技で攻撃することを目標にデッキを回していこう。
ふしぎなアメはセビエからセグレイブへ一気に2進化できるグッズで、セビトへの中間進化をスキップできる。相手に先に動かれて展開が遅れそうな局面でも、ふしぎなアメがあれば2ターン目に間に合わせられる。このカードを4枚採用する理由がよくわかる。
セグレイブが1体だけでも起動できるが、できれば2体立てておくのが理想だ。セグレイブ2体でのきょくていおんは1ターンに2回使えるため、エネルギーの貼り込みスピードが倍になる。
水エネルギー管理——これがこのデッキ最大の難所
ここを丁寧に解説している記事は少ないが、実際のプレイングで最も差が出る部分だ。
水エネルギーの残数がものを言うので、山札、手札、トラッシュ、サイドそれぞれどこに何枚水エネルギーがあるか、その行方を把握しておくと良い。
具体的に何を把握すべきかというと、**「あと何枚水エネルギーを使えるか」**という数字だ。
ヘイルブレードで3枚トラッシュすれば180ダメージ。4枚で240ダメージ。6枚で360ダメージ。毎ターン何枚使えるかは、その時点での手元の水エネルギー総数に依存する。「今ターンに6枚使えば倒せるけど、次のターンに残が少なくなりすぎる」という判断が常に求められる。
このデッキは基本水エネルギーを山札から手札に加える手段が「わななくれいき」と大地の器しかない。手札(とトラッシュ)にある基本水エネルギーの枚数がこのデッキの出力になるため積極的に使いたい特性だ。
わかりやすく言うと、水エネルギーは「弾薬」だ。毎ターン消費し続けることで攻撃を維持できる。しかし弾薬が尽きたら攻撃できなくなる。だからいつも「今あと何発撃てるか」を意識しながら戦う必要がある。
特に注意したいのがサイドへの水エネルギーの落ち枚数だ。水エネルギーを14〜16枚採用していても、2〜3枚がサイドに落ちていることがある。序盤のわななくれいきやハイパーボール使用時に、山札に残っている水エネルギーの枚数を感覚で把握しておくことが大切だ。
現環境で重要なワンパンラインも知っておこう。
リザードンexをワンパンするには360ダメージが必要(水エネルギー6枚分)。ドラパルトexには300ダメージ(水エネルギー5枚分)。サーナイトexには260ダメージ(水エネルギー約4〜5枚分)。この数字を頭に入れておくと、「今ターン何枚トラッシュするか」の判断がぶれなくなる。
アタッカー使い分けの判断基準
ミライドンexデッキと同様、パオジアンexデッキも「どのアタッカーで攻めるか」の判断が試合の質を左右する。
パオジアンex(ヘイルブレード)を使う場面
大型ポケモン(HP250以上)を正面から倒したいとき。水エネルギーを大量に消費するが、誰でも一撃で倒せる可能性がある唯一のアタッカーだ。
かがやくゲッコウガ(げっこうしゅりけん)を使う場面
相手のベンチに小型ポケモンが2体以上いて、まとめてサイドを取れる局面。マナフィ不在の相手には特に刺さる。水エネルギー消費が少なめのため、次のターンのヘイルブレードに備えながら使えるのも利点だ。
パオジアンは相手より先にサイドを2枚取るデッキであると強く意識して戦う必要がある。
げっこうしゅりけんで先にサイドを2枚取り、相手よりリードした状態で試合を進めていくのが理想のゲームプランだ。
テツノカイナex(ごっつぁんプリファイ)を使う場面
相手のバトル場に倒せそうな非エクポケモンや、育ちかけのサポートポケモンがいるとき。セグレイブのきょくていおんで無色エネルギー分を補いながら雷エネルギーを手貼りするだけで起動できる点が、このデッキとのシナジーだ。
やらかした失敗談——「水エネルギーを使い切って動けなくなった」あの試合
これは今でも痛い記憶として残っている。
リザードンexデッキとの対戦で、序盤から積極的にヘイルブレードを打ち続けた。毎ターン5〜6枚の水エネルギーを豪快にトラッシュして気持ちよくサイドを取り進めた。問題はそこだ。
中盤にさしかかったとき、突然気づいた。手札に水エネルギーが1枚しかない。山札を確認すると残り3枚。トラッシュには8枚。サイドに2枚。
合計14枚中、残り使えるのは4枚。次のヘイルブレードは4枚トラッシュ(240ダメージ)が限界だが、相手のリザードンexはHP330。全く届かない。
そこからずるずると引き離されて負けた。終盤の手札干渉にも全く対応できず、ビーダルも立てていなかったため手札が補充できないまま詰んだ。
この失敗から学んだことが二つある。一つは「毎ターン必ずわななくれいきを使う」習慣をつけること。わななくれいきを忘れると、それだけで水エネルギーの補充が2枚遅れる。これが積み重なると終盤に枯渇する。
もう一つが「ビーダルを早めに立てる」こと。
終盤は相手からのナンジャモやツツジから手札を回復できるように、ビーダルも並べておくのも忘れずに。
ビーダルの特性「はたらくまえば」はベンチにいれば毎ターン手札を5枚まで補充できる強力なドロー源だ。ナンジャモやツツジで手札を2〜3枚に削られても、ビーダルがいれば次のターンすぐに回復できる。序盤にビッパを1〜2体出しておくことを忘れないようにしよう。
苦手な相手との向き合い方
ドラパルトex——セビエ2体を狙われる恐怖
「変幻の仮面」以前の環境では逃げエネが1のためにHP60のセビエが優先して採用されていたが、ドラパルトexの登場によってHP70のセビエを採用せざるを得なくなっている。ドラパルトexはワザ「ファントムダイブ」でバトル場に200+ベンチ含めダメカンを6個のせることができる。パオジアン側が後手を取って最速でドラパルトが起動してきた場合、バトル場のセビエとベンチのセビエを両取りされ、ほぼ負け直結ルートになってしまう。
「セビエ」は2体以上出し、やられたら「キチキギスex」の「さかてにとる」で逆転のカードを引こう。「ヨノワール」は「コダック」の「しめりけ」で防げばOKだ。
HP70のセビエを採用することでファントムダイブ圏内を外すことができる(ダメカン6個=60ダメージのため、HP70は耐える)。現環境ではこれが標準対応になっている。また、ヨノワールのカースドボムコンボはコダックのしめりけで封じることができる。コダックをサイドインしておくことがドラパルト対面の保険になる。
ナンジャモ・ツツジ——手札干渉への備え
デッキとして「ツツジ」や「ナンジャモ」等の手札の枚数を減らされるカードには滅法弱いので、それらを使われる想定をいかに膨らませておくかがこのデッキを使う上での重要なポイントとなる。
手札干渉への対策は三つある。一つ目は「わななくれいきを毎ターン使って山札の水エネルギーを早めに引き抜く」こと。山札の水エネルギーが少なければ、手札干渉を受けても引けるカードの密度が上がる。二つ目は「ビーダルを立てておく」こと。三つ目は「終盤にナンジャモやツツジが打てないよう相手のサイドを先に削る」こと。
相手がツツジやナンジャモを打てるのは「自分のサイドが残り3枚以下」のときだ。こちらが先にサイドを取り進めることで、相手の手札干渉の機会を減らす戦略も有効だ。
上級テクニック——エネルギー先読みとカイの使い方
カイで2進化ラインを確保する
カイはサポートで、山札からカイからサポートできるポケモンや基本水エネルギーを手札に加えられるカードだ。セグレイブへの進化ラインを安定させるために非常に重要な存在で、これがあるかないかで序盤の安定感が大きく変わる。
特にセビエやセビトを引けていないとき、カイ一枚で状況を打開できることが多い。序盤の手札にカイが見えたら、まず進化ラインを優先してサーチすることを意識しよう。
エネルギー管理の先読み——「あと何発撃てるか」を常に計算する
上級者がやっていることの一つに「次のターンのヘイルブレードの枚数を今から逆算する」という習慣がある。
たとえば今のターンに4枚トラッシュして240ダメージを出したとする。次のターンに5枚使いたいなら、わななくれいきとセグレイブのきょくていおんで最低3枚は補充できなければいけない。それが可能かどうかを現在の手元のエネルギー枚数から逆算する。
水エネルギーの残数がものを言うので、山札・手札・トラッシュ・サイドそれぞれどこに何枚水エネルギーがあるかをその行方を把握しておくと良い。
序盤から「今場には水エネルギーが合計何枚あるか」の感覚を持ちながらプレイすることで、エネルギー切れによる敗北を大幅に減らせる。最初は難しいかもしれないが、10試合もやると自然と体に染み込んでくる感覚だ。
リザードンexをヘイルブレード6枚でワンパンした瞬間
これは僕がシティリーグで体験した話だ。
相手はリザードンexデッキ。中盤までかなりの接戦で、お互いにサイドが2枚ずつ残っていた。相手のバトル場にはHP330のリザードンex。こちらの手元には水エネルギーが6枚。
セグレイブ2体のきょくていおんを使い、パオジアンexに合計6枚貼り込んだ。山札からわななくれいきで2枚引き込んで、あわせて合計8枚をパオジアンexに集結させた。
ヘイルブレードを宣言。水エネルギーを6枚トラッシュ。360ダメージ。リザードンexがきぜつした。
相手は「あー」と声を出した。その瞬間、試合の空気がガラッと変わった。残りサイドはこちらが1枚。相手は2枚。次のターン、げっこうしゅりけんで相手の育ちかけのポケモン2体を仕留めてゲームセット。
「場に十分なエネルギーがある状態でヘイルブレードを使いきれた」という満足感は、このデッキを使って初めて味わえる独特のものだ。しっかり準備して、しっかり打つ——この達成感のために、また使いたくなる。
まとめ
パオジアンexデッキの動かし方を整理する。
1ターン目:なかよしポフィンやカイでセビエを2体以上展開。ビッパも出せると後半が楽になる。パオジアンexがバトル場にいれば、わななくれいきで水エネルギーを手元に集め始める。先攻を必ず選ぶ。
2ターン目:ふしぎなアメやセビトからの進化でセグレイブを立てる。きょくていおんでパオジアンexに水エネルギーを貼り込み、ヘイルブレードで攻撃開始。かがやくゲッコウガのげっこうしゅりけんを使える局面なら積極的に狙う。
水エネルギー管理:常に山札・手札・場の水エネルギー枚数を把握する。毎ターンわななくれいきを忘れずに使い続けることで枯渇を防ぐ。ヘイルブレードで使う枚数は「相手を倒すのに必要な最低限」に留め、次のターンの攻撃分を確保する。
苦手対面対策:ドラパルトex対面にはHP70のセビエとコダックを備える。手札干渉にはビーダルとデッキ内の水エネルギー引き抜きで対抗する。
このデッキは「エネルギーを積み上げて、ここぞという一撃を叩き込む」爽快感が魅力だ。使いこなすにはエネルギー管理の感覚を磨く必要があるが、それができるようになったとき、どんな大型ポケモンも恐くなくなる。職人がノミを振るうような精密さと、刀鍛冶が渾身の一撃を放つような豪快さを兼ね備えたデッキだ。ぜひ実際に回しながら、その感覚を体に覚え込ませてほしい。

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