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アルセウスギラティナデッキ(アルギラ)完全攻略!スターバースから始める安定型VSTARデッキの全て


目次

「難しそうで実はシンプル」これがアルギラの正体

ポケカのデッキには大きく分けて二種類ある。動きが複雑で習得に時間がかかるデッキと、やることが明確でシンプルなのに強いデッキ。アルギラは間違いなく後者だ。

アルセウスVSTARとギラティナVSTARを合わせたデッキを略して「アルギラデッキ」という。アルセウスのワザで攻撃しながらエネ加速をし、ギラティナの高火力ワザでさらに攻撃するシンプルイズベストな構築で、他のデッキと違ってプレイ難易度がそこまで高くないためポケモンカードを始めたての初心者の方にも使いやすく、プロの上級者まで愛用している人気のあるデッキのひとつだ。

「シンプルイズベスト」という言葉がこれほどしっくりくるデッキも珍しい。1ターン目にアルセウスVを出してエネルギーを貼り、2ターン目にアルセウスVSTARに進化してトリニティノヴァを打ち、ギラティナVSTARにエネルギーを加速して——あとはロストインパクトで殴り続ける。文字にするとこれだけだ。

そのくせ、ちゃんと強い。スターバースという反則級のサーチ手段がある限り、「必要なカードが引けない」という事故がほぼ起きないからだ。初心者がこれを使えばある程度勝ててしまう。上級者が使えばさらに磨き上げられた精密機械になる。


デッキの骨格——2枚のVSTARがこなす役割分担

このデッキを一行で説明するなら「アルセウスVSTARがギラティナVSTARを育てて、ギラティナVSTARが殴り続ける」だ。もう少し丁寧に言うと、二体のVSTARがそれぞれ明確な役割を持って試合を構成している。

アルセウスVSTAR——「育てる係」兼「序盤のアタッカー」

アルセウスVSTARが持つ二つの能力がこのデッキの根幹を支えている。

VSTARパワー「スターバース」は山札から好きなカードを2枚手札に加えられる強力な特性だ。アルセウスVSTARの特性「スターバース」で好きなカードを2枚まで選んで手札に加えられる。そのため、序盤から終盤までの隙のないデッキなので、安定して戦うことが可能だ。

ただしVSTARパワーは対戦中1回しか使えない。このスターバースを「いつ・何を取りに行くか」の判断が、このデッキを使う上での最初の腕の見せどころだ。

ワザ「トリニティノヴァ」は200ダメージを与えながら山札から基本エネルギーを3枚までポケモンVにつけられる。ダメージと加速が同時にこなせる贅沢なワザで、汎用性が非常に高く、どんな場面でも活躍できるポケモンだ。ワザ「トリニティノヴァ」は200ダメージと十分な水準でありながら、追加効果で山札から基本エネルギーを3枚までポケモンVに付けることができるため、ポケモンを容易に育てられる。

ギラティナVSTAR——「殴り係」兼「最終兵器」

ギラティナVSTARのワザ「ロストインパクト」は280ダメージを出しながらエネルギーを2個ロストゾーンへ送るワザだ。

280ダメージというのは、現環境でもほとんどのポケモンをワンパンできる破格の数値。しかもVSTARパワー「スターレクイエム」は相手のバトルポケモンを問答無用できぜつさせる。HP300超のポケモンも、ジュラルドンVMAXのような難攻不落のポケモンも、これで突破できる。

ロストインパクトのコストであるエネルギーロストについては後述するが、ギラティナVSTARのロストインパクトを使うとエネルギーカードを2枚ロストゾーンに送る。アルセウスギラティナデッキでは1枚で2枚分の働きをするダブルターボエネルギーを送ることでエネルギーの消費を抑えている。

この「ダブルターボをロストに送る」という工夫が、ロストインパクトの連射を可能にする鍵だ。


試合の流れ——2ターン目に盤面を完成させる

1ターン目:アルセウスVをバトル場に立てる

アルセウスVSTARのワザ「トリニティノヴァ」はエネルギーが3個も必要だ。最速2ターン目にワザを使いたいためにも1ターン目はアルセウスVを場に出し、基本エネルギーもしくはダブルターボエネルギーをつけることが理想だ。先行の場合はアルセウスVは場に1匹いれば問題ない。後攻の場合は2ターン目から220ダメージ以上飛んでくる環境なのでアルセウスVを出来たら2匹場に立てた方が安心だ。

バトル場はアルセウスVでスタートが基本。ベンチにはギラティナVも出しておきたい。後でトリニティノヴァのエネ加速先にするためだ。この1ターン目の準備が整っているかどうかで、次のターンの動きの安定感が大きく変わる。

2ターン目:スターバース宣言からトリニティノヴァへ

アルセウスVSTARに進化したら、まずスターバースを使って足りないカードを2枚手元に集める。何を取りに行くかは手札と盤面次第だが、多くの場面で「次のターンの攻撃を確実にするためのカード」を優先する。

その後トリニティノヴァを宣言して200ダメージを与えながら、ベンチのギラティナVにエネルギーを3枚加速する。ここで気持ちよくエネルギーが3枚乗れば、次のターンにはギラティナVSTARに進化してロストインパクトを打てる体制が整う。

アルセウスVSTARのワザ「トリニティノヴァ」を使ってギラティナVSTARを育てたら、ワザ「ロストインパクト」を中心に攻撃を行おう。ワザ「ロストインパクト」では280ダメージが出るため、多くのポケモンを一撃で倒すことが可能だ。

3ターン目以降:ロストインパクトを連射する

ギラティナVSTARが育ったら、あとは殴り続けるだけ。それがこのデッキの爽快なところだ。毎ターンロストインパクトを打ちながら、ナンジャモやジャッジマンで相手の手を乱し続ける。

ギラティナVSTARで攻撃をするとともに、ナンジャモやジャッジマンによる手札干渉やボスの指令での強制入れ替えを行い、相手の動きを妨害していこう。

「攻撃しながら妨害もする」という二刀流スタイルが、このデッキを単純な殴り合いデッキ以上の存在にしている。


マキシマムベルトという革命

かつてのアルギラデッキと現在のアルギラデッキで最も大きく変わったのは、ACE SPECカード「マキシマムベルト」の登場だ。

エーススペック(デッキに1枚しか入れられない)カードで、アルギラデッキには「マキシマムベルト」がおすすめだ。ギラティナVSTARのワザ「ロストインパクト」は280ダメージに+50で330ダメージ。アルセウスVSTARのワザ「トリニティノヴァ」は200ダメージに+50で250ダメージも与えることができる。

マキシマムベルトは相手のバトル場のポケモンexへのダメージを+50するどうぐだ。この50の上乗せが何を意味するかというと——

ロストインパクト+マキシマムベルトで330ダメージ。現環境の2進化exポケモン(HP300〜320)をほぼ全員ワンパンできる。ギラティナVSTAR単体では届かなかった相手に手が届くようになったことで、このデッキの対応範囲が格段に広がった。

マキシマムベルトのお陰で環境上位デッキとの相性が格段に良くなった。


スターバースで何を取るか——ここが上達の鍵

VSTARパワーは1回しか使えないのに、取れるカードはたった2枚。この2枚選択を最大化するための思考プロセスを身につけることが、アルギラ上達の核心だ。

よくある選択パターンをいくつか挙げる。

序盤・盤面完成が遅れているとき:ギラティナV(ベンチに出すため)とふしぎなアメ(いきなり進化するため)の組み合わせ。

中盤・妨害を優先したいとき:頂への雪道を出した後、アルセウスVSTARのVSTARパワー「スターバース」を使用し、相手の動きを一方的に止める動きが強力だ。頂への雪道とナンジャモのセットを取るパターンもある。相手がVSTARパワーを使う前に特性を封じることで、一気に優位を掴める。

終盤・仕上げに向かうとき:マキシマムベルトとボスの指令。相手のベンチで育ちかけの2進化exを呼び出して仕留めにいく。

どのパターンも「今の局面で最も価値のある2枚」を瞬時に判断する必要がある。これが経験値によって磨かれる部分だ。


ロストインパクトのエネルギー管理——消費を抑える工夫

ロストインパクトを使うたびにエネルギーを2個ロストゾーンへ送る。このコストを軽減するのが「ダブルターボエネルギー」だ。

ワザ「ロストインパクト」はエネルギーを2個分ロストする必要があるが、ダブルターボエネルギーであれば1枚ロストに送るだけでいい。ベンチに控えているアルセウスVSTARのダブルターボエネルギーをロストすることもある。

ダブルターボエネルギーは1枚で2エネルギー分として機能する特殊エネルギーだ。ロストインパクトのコストに使うと「2枚分のエネルギーを1枚でまかなえる」計算になるため、エネルギーの消費ペースが大幅に下がる。

ただし注意点がある。シンオウ神殿がある場合、特殊エネルギーは効果を無効化されて無色エネルギー1枚分としてカウントされる。そのためダブルターボエネルギーを付けていても2枚送らないといけなくなり、エネルギーが不足する。

シンオウ神殿を採用するデッキが相手のとき、ダブルターボ依存でエネルギー管理をしているとロストインパクトが継続できなくなる。こういった相手に対してはロストスイーパーでスタジアムを割ることを優先する。


失敗体験から学んだこと「スターバースを焦って打った」話

使い始めた頃に何度もやってしまったのが、スターバースを使うタイミングのミスだ。

1ターン目から手札が弱くて「ここでスターバースを打たないと動けない」という焦りから、2ターン目早々にスターバースを発動してしまったことがある。そこで取ったカードでなんとか動けたが、中盤で本当にスターバースが欲しい場面が来たとき——すでに使用済みだった。

スターバースは「本当に必要なときのための保険」として持っておく意識が大切だ。手札が弱くても博士の研究やナンジャモで立て直せる余地があるなら、スターバースを温存する。

アルセギラティナデッキは回し方も「アルセウスVSTAR」から「ギラティナVSTAR」に繋げればOKなので分かりやすく初心者にもおすすめだ。

シンプルな動きゆえに「スターバースをいつ使うか」だけが試合を左右する最大の変数になりやすい。ここを丁寧に磨くことが、このデッキを上手く使う人と普通に使う人の差として出てくる。


妨害戦略——攻撃しながら相手の手を縛る

アルギラの強さを語るとき、攻撃力だけに注目されがちだが、妨害性能も実は一流だ。

ナンジャモやジャッジマンによる手札干渉やボスの指令での強制入れ替えを行い、相手の動きを妨害していく。ビワでスーパーエネルギー回収やミラージュゲートなどのエネルギー展開手段や、プライムキャッチャー・カウンターキャッチャーなどの呼び出しカードをトラッシュできれば、大きなアドバンテージを生み出すことが可能だ。

ロストインパクトで相手のポケモンを倒しながら、同じターンに相手の手札をナンジャモで吹き飛ばす。手札が2〜3枚にリセットされた相手が苦しんでいる間に、こちらはビーダルの特性「はたらくまえば」で手札を補充して次の攻撃手を準備する。

この「攻守一体」の動きが成立するのは、ドロー手段としてビーダルをサポート枠とは別に持っているからだ。

ナンジャモなどの山札を引かないサポートを使いたい場面が多いが、サポートを使用せずに山札を引くことができるので、これらのサポートを使いやすくしてくれる。

サポートをドローに使わなくていいから、サポートを全て妨害と呼び出しに使える。これがアルギラの「攻撃しながら揺さぶる」ゲームを支える仕組みだ。


有利・不利の相性

有利:ロストバレット・ダメージラインが低いデッキ

テツノカイナexを多く採用した未来カテゴリのデッキに対してもマキシマムベルトを絡めることで対応できる。また、ポケモンexを1度のワザできぜつさせるために使用するマキシマムベルトがあれば、ダメージラインが低いデッキに対しても有利がつきやすい。

ロストインパクト+マキシマムベルトの330ダメージが刺さる相手は軒並み有利だ。

苦手:280ダメージ以上を出せるデッキ

280以上のダメージを簡単に出せるデッキに対しては不利だ。

ギラティナVSTARのHP280を一撃で超えてくるデッキが苦手。チェレンの気くばりなどの回復手段で1ターン延命する工夫もあるが、根本的な相性差は覆しにくい。

ギラティナVの守り方——最重要の注意点

アルセウスギラティナデッキで最も注意するべきは、進化前のギラティナVが倒されるという展開だ。基本ギラティナVはバトル場には出しませんが、ボスの指令などで強制的にバトル場に出されて倒されることもある。ギラティナVが倒されるとデッキのアタッカーであるギラティナVSTARが出せないため、ダメージが足りず負けに繋がる。

ギラティナVを守ることがこのデッキの最優先事項の一つだ。ベンチに出したギラティナVへのボスの指令を警戒して、常に「ギラティナVを呼ばれたら入れ替え札があるか」を確認しながら動く習慣が必要だ。


アルセウスギラティナデッキ(アルギラ)の動かし方

1ターン目:アルセウスVをバトル場に出してエネルギーを1枚貼る。ベンチにギラティナVを出しておく。後攻ならアルセウスVを2体用意できると安全。

2ターン目:アルセウスVSTARに進化。スターバースで最も価値ある2枚を取りに行く。トリニティノヴァで200ダメージ+ギラティナVへのエネ加速3枚。

3ターン目以降:ギラティナVSTARに進化してロストインパクト280ダメージを連射。ダブルターボをロストコストに使ってエネルギー消費を抑える。マキシマムベルトで2進化exを+50上乗せしてワンパン圏内に入れる。妨害はナンジャモ・ジャッジマン・ビワを組み合わせて毎ターン相手を揺さぶる。

動きはシンプルで、やることが明確で、でも「スターバースで何を取るか」「ダブルターボのロストタイミング」「ギラティナVを守るための入れ替え管理」という三つの判断がプレイングの質として出てくる。

その三点を体に染み込ませれば、初心者でも上級者相手に互角に戦えるデッキパワーがある。エクストラ環境に飛び込むための第一歩として、これ以上相応しいデッキはなかなか見当たらないと思っている。

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この記事を書いた人

「トレカを始めたいけど、どれが自分に合うのか分からない」という初心者・大人世代のための比較ガイドです。
ポケモンカード、ワンピースカード、マジック:ザ・ギャザリングなど、主要なトレカのルール難易度、初期費用、将来性を50歳の運営者がフラットに徹底比較。
カードゲームの基本用語から、親子や同世代で楽しむためのコミュニティの探し方、資産価値としてのカードの守り方まで。
第二の人生を豊かにする「大人の知的ホビー」としてのトレカ選びをサポートします。

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