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かがやくゲッコウガ相性の悪いカード完全解説|かくしふだを止める手段とげっこうしゅりけんを封じるカードまで

かがやくゲッコウガは「使えるから入れる」というより「使えなくなったとき何が失われるかを知っているから入れる」という感覚で採用するカードだ。手札からエネルギーをトラッシュして2枚引くかくしふだは、サポート権を使わずに山を掘り進められる稀有な特性で、モコモコのエレキダイナモとも、マグマの滝壺とも、ミラージュゲートとも自然に連携する。どんなデッキに採用しても腐らない理由がここにある。しかしだからこそ、これを止めるカードが出てきたときの影響は大きい。かくしふだが止まった瞬間、このカードのデッキ内での存在意義の半分以上が消える。

目次

かがやくゲッコウガの役割を整理してから弱点に入る

かがやくゲッコウガの特性「かくしふだ」は、自分の番に手札からエネルギーを1枚トラッシュすることで山札を2枚引ける。ワザ「げっこうしゅりけん」は水エネルギーを2枚使い、相手のポケモン2体にそれぞれ90ダメージを与える。ベンチのポケモンにも弱点・抵抗力計算なしで90が入る点が強みだ。

かがやくゲッコウガが担う役割は大きく3つに分けられる。かくしふだによるドロー加速、エネルギーをトラッシュに送る手段としての機能、げっこうしゅりけんによるベンチ狙撃。この3つのうちどれを止めるか、あるいは複数を同時に封じるかで、相性の悪いカードの刺さり方が変わってくる。

マナフィ——げっこうしゅりけんのベンチ攻撃を完全に封じる

なみのヴェールがワザのダメージを防ぎ続ける

マナフィの特性「なみのヴェール」によりベンチポケモンへのワザのダメージを防げる。これでかがやくゲッコウガのげっこうしゅりけんを防ぐことができる。

マナフィが場に出た瞬間、げっこうしゅりけんのベンチへの90ダメージが消える。バトル場の1体に90を当てるだけになり、そのためにわざわざ水エネルギーを2枚トラッシュするコストが見合わなくなる。望遠スコープで120に上げていたとしても、ベンチが守られると計算が崩れる。

パオジアンexデッキでかがやくゲッコウガを使っていたとき、相手がマナフィを後攻1ターン目に出してきた。「これでセグレイブとメッソンを同時に倒せる」と思っていた計画が全部消えた。キャンセルコロンを持っていなかった試合で、そのままゲッコウガをアタッカーとして使う理由がなくなり、手張り用のエネルギーを1枚トラッシュしてかくしふだで2枚引く機能だけで延命したが、それだけでは勝ち筋を作れなかった。

キャンセルコロンでマナフィの特性を消してからげっこうしゅりけんを使う流れが対処の基本で、それが引けるかどうかが分岐点になる。

頂への雪道——かくしふだをルール持ち特性として封じる

かがやくポケモンは「1枚しかデッキに入れられない」というルールを持つ。このルールにより、頂への雪道の効果対象であるルール持ちポケモンに分類される。

頂への雪道が貼られると、かくしふだが使えなくなる。エネルギーを手から落として2枚引くサイクルが止まり、山を掘り進める速度が一気に落ちる。もともとかがやくゲッコウガを採用しているデッキはサポート権をドロー以外の目的に使いたい場面が多く、かくしふだがなくなるとドロー手段が博士の研究や探検家の先導のみになる。

ロストバレットで使っていると特に刺さる。アクロマの実験でロストゾーンを積みながら動くデッキなのに、かくしふだというサポート外のドロー手段が消えると、山の掘り進め速度が目に見えて落ちる。ウッウを動かすためのロスト4枚達成が遅れ、ミラージュゲートを使えるロスト7枚まで積み上がる前に試合が傾くことがある。

クレッフィ——たねポケモンの特性をバトル場から止める

かがやくゲッコウガのかくしふだはたねポケモンの特性で、クレッフィの「いたずらロック」で止められる。ベンチにいるかがやくゲッコウガも含めてたねポケモン全員の特性が封じられるため、かくしふだを使えない状況が続く。

クレッフィの刺さり方は頂への雪道と結果が同じだが、スタジアムでない点が異なる。ロストスイーパーで剥がせない。テツノツツミのハイパーブロアーでクレッフィをバトル場から押し出す対処が必要で、それが引けない状況ではかくしふだが止まり続ける。

クレッフィとのセットでハバタクカミを採用する構成もある。バトル場のポケモンの特性を封じるハバタクカミと、たねポケモン全員の特性を封じるクレッフィが同時に機能すると、かがやくゲッコウガの両方の役割が消える。それだけでなく、かがやくゲッコウガを採用しているデッキに一緒に入っているシステムポケモンの特性も止まる場合があり、デッキ全体の動きが固まってしまう。

テツノカイナex——雷弱点を突いてベンチから倒す

かがやくゲッコウガは水タイプで雷弱点を持つ。HP130という数値は弱点を受けると実質65相当で、多くの雷タイプアタッカーの攻撃で一撃きぜつする。

かがやくゲッコウガが雷弱点を持つ点を利用して、テツノカイナexのごっつぁんプリファイでベンチのかがやくゲッコウガを倒すことが有効な対策になる。非ルールポケモンを倒した場合はサイドを1枚多く取れるため、かがやくゲッコウガを倒すことで余分にサイドを稼げる場面がある。

テツノカイナexのごっつぁんプリファイは非ルールのたねポケモンを倒した場合、サイドを1枚追加で取れる効果を持つ。かがやくゲッコウガは非ルールポケモン(かがやくポケモンのルールは持つが、Vルールや「このポケモンがきぜつしたとき」のルールとは別物)なので、倒された場合のサイドは1枚だ。

状況によっては「かがやくゲッコウガをベンチに置いておくとごっつぁんプリファイで倒されてサイドを余分に取られる」というリスクがある。これを意識して、テツノカイナexを採用したデッキと当たる場面ではかがやくゲッコウガをバトル場以外でどう守るかを考える必要が出てくる。

ミカルゲ——ベンチからルール持ちの特性を全封じする

ミカルゲの特性「しっこくのわざわい」はルール持ちポケモン全員の特性をなくす。かがやくゲッコウガはルール持ちのため、かくしふだが止まる。クレッフィとの違いは、ミカルゲがベンチにいるだけで機能するため入れ替えで対処しにくい点だ。

テツノイバラexも同様で、バトル場にいる間ルール持ちポケモンの特性を封じる。かくしふだが止まる点は共通だが、テツノイバラexはバトル場から引き出すと効果が消えるため対処の方法が異なる。

ミカルゲ+ジェットエネルギーの組み合わせは、対かがやくゲッコウガ採用デッキへの対策として機能することがある。かくしふだが止まった状態でジェットエネルギーで入れ替えながら有利な盤面を保つ戦術は、かがやくゲッコウガを軸にしたデッキにとって機能しにくい状況を作り続ける。

1枚採用の制約——サイド落ちがそのまま機能不全に直結する

かがやくゲッコウガやマナフィは1枚採用にも関わらずサイド落ちのケアが必須なため、ヒスイのヘビーボールは入れ得なカードだ。

デッキに1枚しか入れられないことで、サイドに落ちている確率は毎試合ゼロではない。試合開始時に確認するか、山を掘り進める中でどこにいるか把握しておく必要がある。サイドに落ちていることを序盤に気づかないまま「かがやくゲッコウガが来たら使う」という前提でデッキを回していると、終盤に初めて気づいて対応できなくなる。

とりわけロストバレットやパオジアンexデッキでは、かがやくゲッコウガの機能が序盤から必要とされるため、サイド落ちの確認は試合開始直後の最優先事項になる。

HP130の低耐久——バトル場に出ると倒されやすい

HP130はたねポケモンとしてそれなりに硬い数値だが、バトル場に出て攻撃を受ける前提のポケモンではない。げっこうしゅりけんを使うためにエネルギーを3枚消費してバトル場で撃つ場面では、返しに130を超えるダメージを受けて倒される可能性がある。

げっこうしゅりけんはバトル場のポケモン1体とベンチのポケモン1体にそれぞれ90ダメージを与えるが、バトル場のアタッカーとしての役割を長く続けると消耗が早い。倒されるとサイドを1枚取られ、1枚しかないかがやくゲッコウガが消えてかくしふだも永遠に使えなくなる。

クララでトラッシュから回収する手段が対処として有名だが、それをタイミングよく使えるかどうかが前提条件になる。

実戦での失敗談と成功体験

かくしふだが止まってデッキが完全に詰まった試合

シティリーグの予選で、序盤にクレッフィとハバタクカミが同時に出てきた。かくしふだが止まり、使う予定だったビーダルの特性も止まり、手札を補充する手段が一気に消えた。アクロマの実験は使えたが、ロストスイーパーを引けないままクレッフィが場に居続けた。テツノツツミを採用していなかったため、クレッフィを押し出す手段がなかった。手札が細いまま3ターンが過ぎ、ロストゾーンが全く積み上がらないまま相手に先行された。

あの試合を経て、テツノツツミを最低1枚採用することとロストスイーパーを複数枚確保することを徹底するようになった。かくしふだが止まる前提で対処手段を準備しておくことが、かがやくゲッコウガを採用するデッキの基本設計だと感じている。

げっこうしゅりけんでビーダルとキルリアを同時に倒した試合

パオジアンexデッキを使っていたとき、対サーナイトexで相手のベンチにビーダルとキルリアが並んでいた。マナフィが出ていないことを確認してから、ミラージュゲートで水エネルギーを2枚かがやくゲッコウガに加速。げっこうしゅりけんでビーダルとキルリアに90ずつ当てて2体きぜつ。相手のドロー手段とサーナイトexへの進化ルートを同時に崩した。次のターンからサーナイトexが完成しない状態で攻め続け、押し切れた。

あの試合のゲッコウガの1ターンがゲームを決めた。「どこに90を当てるか」という選択の精度が、このカードの活用法の核心だと改めて実感した。

かがやくゲッコウガ採用デッキ側の対処手段

マナフィへの対処はキャンセルコロンで特性を消してからげっこうしゅりけんを使う。頂への雪道とクレッフィへの対処は、ロストスイーパーやテツノツツミのハイパーブロアーを確保しておく。ミカルゲへの対処はボスの指令でバトル場に引き出して倒す。雷弱点へのリスクはかがやくゲッコウガをバトル場に長く置かず、ベンチでかくしふだを使い続ける運用に徹する。

かがやくゲッコウガはどのデッキに採用しても腐らない汎用性の高さが特徴で、エネルギーをトラッシュに送る手段と2枚ドローを同時に行えるたねポケモンは現在も他に存在しない。だからこそ、止められたときの影響が大きく、対処手段を持っているかどうかがデッキの安定感に直結する。

かくしふだが止まるカードを知っておくことで、「このデッキと当たるときはかがやくゲッコウガのかくしふだが機能しないターンを前提に動く」という判断が先にできる。20年以上ポケカをやっていると、1枚のカードの機能が止まるだけでデッキ全体の動きが変わる瞬間に何度も立ち会ってきた。かがやくゲッコウガはそれが最も顕著なカードの一枚で、止まったときのデッキへの影響を知っているほど、対処の準備の精度が変わってくる。

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この記事を書いた人

「トレカを始めたいけど、どれが自分に合うのか分からない」という初心者・大人世代のための比較ガイドです。
ポケモンカード、ワンピースカード、マジック:ザ・ギャザリングなど、主要なトレカのルール難易度、初期費用、将来性を50歳の運営者がフラットに徹底比較。
カードゲームの基本用語から、親子や同世代で楽しむためのコミュニティの探し方、資産価値としてのカードの守り方まで。
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