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ミライドンex初心者向け改造案|エレキジェネレーターを最大限活かす構築への道筋

ミライドンexのデッキを初めて動かしたとき、「これは速いな」という感覚がすぐきた。タンデムユニットで1ターン目からベンチを埋めて、エレキジェネレーターで2ターン目から攻撃できる。直感的で覚えやすく、動き方の骨格がシンプルだから初心者にも入りやすい。ただ、そのシンプルさに慣れてくるほど「もう少し火力が出れば」「もう少し選択肢が増えれば」という欲が出てくる。その欲に応えるための改造案を、優先順位をつけながら整理したい。

目次

ミライドンexデッキの骨格を確認する

ミライドンexは特性「タンデムユニット」で山札から雷タイプのたねポケモンを2匹までベンチに出せる。この特性のおかげで1ターン目からしっかりとポケモンを並べやすく、どの対戦でも自分が作りたい盤面を作りやすい。エレキジェネレーターは1ターンに何度も使えるグッズで、後攻1ターン目や先攻2ターン目といった早い段階から攻めていけるのが特徴だ。

ワザ「フォトンブラスター」は安定して高いダメージを出せるが、次の番このポケモンはワザが使えなくなる制約がある。テツノカイナexのごっつぁんプリファイでサイドを1枚多く取れたり、青天井のダメージを出せるライチュウVでHPが高いポケモンも相手にできる。

このデッキの強みは「序盤から攻撃できる速度」と「アタッカーを使い分けられる柔軟さ」の2点にある。改造はこの2点を太くする方向で考えると自然とカードの選択が絞られてくる。

最優先の改造——エレキジェネレーターを4枚揃える

エレキジェネレーターは山の上から5枚を見て、その中の基本雷エネルギーを2枚まで雷ポケモンにつけられるグッズだ。

エレキジェネレーターが当たるかどうかは運の要素が強いが、少しでもエネルギーがポケモンに2枚つきやすくするために基本雷エネルギーが17枚前後採用されることが多く、通常のデッキよりも非常に多い。

このグッズが4枚ない状態では、このデッキの「速く攻める」という特性が半分以下しか機能しない。1枚でも足りないと初動が詰まる試合が増える。まずここを4枚に揃えることが、改造の絶対的な出発点だ。

あわせて基本雷エネルギーの枚数も確認してほしい。12〜14枚だと、エレキジェネレーターを起動したときに山の上5枚に雷エネルギーが来ない確率が高くなる。16〜18枚まで増やすことで「エレキジェネレーターを使っても当たらなかった」という悔しい場面が大幅に減る。

テツノカイナex——このデッキの核心的な得点源

ごっつぁんプリファイでサイドを1枚多く取れるテツノカイナexは、相手のポケモンが育ちきる前にサイドを4枚くらい取る戦法が強い。

ごっつぁんプリファイは非ルールのたねポケモンを倒した際にサイドを追加で1枚取れる効果を持つ。相手のシステムポケモン——ビーダルやイキリンコex——をベンチで倒すことで通常より多くサイドを稼げる。

ただしごっつぁんプリファイは4エネルギーを要求するため、エレキジェネレーターで一気に2枚積みながらさらに手張りと学習装置の引き継ぎで3〜4枚を揃える準備が必要になる。エレキジェネレーターが4枚揃っていることが前提で、そこから次に入れるカードとして位置づけると自然に機能する。

シティリーグでこの動きが決まった試合、相手のキルリア2体にごっつぁんプリファイを2回当ててサイドを4枚先取した。相手は「そこまで取られるとは思わなかった」という顔をしていた。一発のインパクトがある動きで、初めて決まったときの気持ちよさはひとしおだった。

ライコウVのしゅんそく——手札補充手段として採用する

ライコウVの特性「しゅんそく」は、このポケモンをベンチに出した番に手札を1枚引ける。

タンデムユニットで展開できる雷タイプのたねポケモンとして、ライコウVはドロー手段も兼ねる優秀な1枚だ。テツノカイナexとライコウVをタンデムユニットで1ターン目に出せると、しゅんそくで1枚ドローしながら攻撃準備が整う。

ライコウVのワザ「ライトニングロンド」はベンチの雷ポケモンの枚数×30ダメージという計算で、ベンチが多いほど打点が上がる。ゼロの大空洞でベンチを8体まで拡張できる環境では、180〜240ダメージが現実的になる。フォトンブラスターの「使えないターン」をライコウVがカバーする使い分けも有効だ。

ゼロの大空洞——ベンチを最大8体まで広げる

ゼロの大空洞はベンチを8体まで広げられるスタジアムで、複数のアタッカーを同時に展開できるようになる。ミライドンexデッキでは様々な雷ポケモンをベンチに並べる戦法を取るため、ゼロの大空洞の恩恵は大きい。

ベンチが標準の5体だと、ミライドンexの控え、テツノカイナex、ライコウV、イキリンコex、テツノツツミで埋まってしまう。ゼロの大空洞があれば8体まで置けるため、アタッカーの予備を複数確保しながら戦える。特にフォトンブラスターが使えないターンに次のアタッカーが控えていない状況を防げる点は実戦で大きい。

ただし相手もゼロの大空洞を上書きしてくることがあるため、複数枚採用しておくか、ロストスイーパーで相手のスタジアムを剥がしてから貼り直す動きが必要になる場面を想定しておきたい。

ラティアスex——逃げコスト0の価値

ラティアスexの特性「スカイライン」を使うと、コストゼロで逃げられる。ミライドンexの逃げコストは3と重く、フォトンブラスターが使えないターンや攻撃を受けたくないターンにスムーズに後退できる手段が必要になる。

フォトンブラスターは使った次のターン再び使えないため、そのターンは別のポケモンをバトル場に出す必要がある。ラティアスexがベンチにいれば、「入れ替えカードがない」という状況でも自力で後退できる。逃げエネルギー0の存在は試合全体を通じてじわじわ効いてくる便利な1枚だ。

初心者のうちはポケモンいれかえやあなぬけのヒモを多めに採用して対処していた時期があったが、ラティアスexを採用してからそれらのグッズ枠を他に使えるようになった。改造の段階でぜひ検討してほしい。

テツノツツミ——ハイパーブロアーで相手のシステムポケモンを押し出す

テツノツツミのワザ「ハイパーブロアー」は相手のバトル場のポケモンをベンチと強制的に入れ替えさせる効果だ。クレッフィがバトル場にいてタンデムユニットを封じられているとき、テツノツツミのハイパーブロアーでクレッフィをベンチに押し込むことで特性ロックを解除できる。

このデッキの弱点の一つが「クレッフィにタンデムユニットを止められる」場面で、テツノツツミはその対処手段として機能する。1枚採用しておくだけで、クレッフィを軸にした妨害デッキへの対処手段が生まれる。

カウンターキャッチャーとボスの指令——詰めの手段を確保する

このデッキは序盤から攻撃するアグロ志向だが、中盤以降に相手がベンチのシステムポケモンを隠しながら戦ってくると、前のポケモンを倒してもサイドが進まない場面が出てくる。

カウンターキャッチャーは自分のサイドが相手より少ない状況でのみ使えるグッズで、相手のベンチポケモンをバトル場に呼び出せる。アグロデッキで先行してサイドを取り続けると機能しないが、後れを取った場面での逆転手段として採用価値がある。

ボスの指令はサポート権を使うため毎ターン使えないが、相手がHPを削ったポケモンをベンチに下げたときに呼び出して仕留める動きに使える。どちらか1枚は確保しておくと、試合の終盤で詰め切れない状況を減らせる。

基本雷エネルギーの枚数——軽視されがちだが実は重要

改造で他のカードに枠を使いすぎて、基本雷エネルギーを減らしてしまう初心者が多い。

基本雷エネルギーが17枚前後採用されることが多く、通常のデッキよりも非常に多い。エネルギーを手札にたくさん持っているからと言って欲張らずに、ワザを使うために必要なエネルギーが少ないポケモンで最低限のダメージを毎ターン与えていく、といった選択と決断も大事だ。

16〜18枚という数字は他のデッキと比較するとかなり多いが、エレキジェネレーターでランダムに2枚加速するデッキの性質上、山に雷エネルギーが多くなければ安定しない。枚数を削るたびに「エレキジェネが空振りする場面」が増える。カードを増やすために雷エネルギーを13〜14枚に削ると、試合の後半にエネルギーが足りなくなる場面が増えて逆に弱くなる。ここは削らないことを意識したい。

初心者が陥りやすい改造の失敗パターン

アタッカーを増やしすぎてベンチが散漫になる

テツノカイナex、ライチュウV、テツノイサハexなど使ってみたいアタッカーが複数存在するが、全部採用するとベンチが毎回異なるポケモンで埋まり「今どれで攻めるべきか」の判断が複雑になる。最初は2〜3種類のアタッカーに絞って動き方を体に覚えさせてから、徐々に追加するほうが上達が早い。

フォトンブラスターが使えないターンに何もできない盤面になる

フォトンブラスターを使った次のターン、ミライドンexは何もできない。それを知っていても、バトル場にミライドンex以外のアタッカーが準備できていない状況が続くと、攻撃できないターンにそのまま倒されてしまう。ラティアスexで逃がすか、別のアタッカーを必ずベンチに1体育てておくか、という意識が必要になる。

段階別の改造優先順位

最初に揃えるべきカードはエレキジェネレーター4枚と基本雷エネルギーを16枚以上に調整すること、ゼロの大空洞複数枚だ。ここまでで基本の動きが安定する。

次の段階でテツノカイナex採用、ライコウVを2〜3枚に揃える、ラティアスexを加える——これでジムバトルでの勝率が明確に上がる。

テツノツツミやカウンターキャッチャーはその後で対面を見ながら判断する段階だ。

準備やサイドを取り切るまでにターンがかかるデッキ、HPの水準が全体的に低いデッキ、雷弱点のポケモンが主軸のデッキに対しては有利だ。

ミライドンexデッキは「速く動く」というコンセプトが最もシンプルに伝わるデッキで、初心者がポケカの基本的な動きを身につけるのに適している。改造して動きが安定するほど、「速く動くことの強さ」が実感できるようになる。

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この記事を書いた人

「トレカを始めたいけど、どれが自分に合うのか分からない」という初心者・大人世代のための比較ガイドです。
ポケモンカード、ワンピースカード、マジック:ザ・ギャザリングなど、主要なトレカのルール難易度、初期費用、将来性を50歳の運営者がフラットに徹底比較。
カードゲームの基本用語から、親子や同世代で楽しむためのコミュニティの探し方、資産価値としてのカードの守り方まで。
第二の人生を豊かにする「大人の知的ホビー」としてのトレカ選びをサポートします。

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