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連撃インテレオン相性の悪いカード完全解説|うらこうさくを崩す手段と弱点の全体像

連撃インテレオンデッキがシティリーグで猛威を振るっていた時期、このデッキに対策を練ることが環境対応の最優先課題だった。うらこうさくで毎ターン好きなトレーナーズを手札に引き込み、クイックシューターでベンチにダメカンを積み重ねて、インテレオンVMAXのダブルシューターとキョダイシューターで相手の盤面を崩し続ける。見ているだけでも緻密な設計が伝わってくる。しかしこのデッキも、特定のカードに対しては急に動きが鈍くなる。その弱点を理解することが、このデッキを使う上でも戦う上でも変わらず価値を持つ。

目次

連撃インテレオンデッキの弱点を生む構造

ジメレオンの特性「うらこうさく」は進化時にトレーナーズを山札からサーチする特性で、進化するだけで自由にトレーナーズを手札に加えられる強力な特性だ。

インテレオンVMAXはHP320の水タイプV進化ポケモンで特性「ダブルシューター」を持つ。自分の番に手札から水エネルギーを1枚トラッシュするなら、相手のベンチポケモン2匹にそれぞれダメカンを2個のせる効果だ。弱点は雷で2倍、逃げエネルギーは2つ。

デッキの弱点は3軸に整理できる。うらこうさくのループを断ち切る、ベンチ狙撃を遮断する、雷弱点を突くこの3点のどれかに刺さるカードが相性の悪いカードになる。

クワガノンV——グッズロックでうらこうさくのループを根本から止める

回収ネットが使えない1ターンでデッキが止まる

このデッキの動力の核心は、インテレオンを回収ネットで手に戻してジメレオンに進化させ直すことでうらこうさくを何度も発動させるループにある。1ターンに複数回うらこうさくを起動することで、必要なカードを確実に揃え続ける設計だ。

クワガノンVのワザ「パラライズボルト」は50ダメージを与えながら次のターン相手がグッズを使えなくなる。このグッズロックが1ターン機能するだけで、回収ネット、クイックボール、なかよしポフィン、ポケモン入れ替え——これらが全部使えなくなる。

うらこうさくをちょい考察の内容にあるように、うらこうさくはループによって毎ターン複数回サーチできる点が最大の強みで、回収ネットを使えなくすることでそのループが機能しなくなる。

グッズロックが1ターン続いた後、次のターンには相手がグッズを使えるようになる。しかしその1ターンで準備が整わなかった分のテンポ差は取り返せない。特に進化途中のジメレオンがバトル場に出てしまっているときにグッズロックが来ると、逃げる手段も進化手段も消えて棒立ちのまま番が返ってくる。

このデッキを使っていた時期、クワガノンVが出てきた試合で何度も「あ、これ詰まる」と感じた。回収ネットを使えないだけで、デッキ全体の動きが目に見えてガタつく。

マナフィ——クイックシューターとダブルシューターのベンチ攻撃を遮断する

特性なみのヴェールがこのデッキの最大の強みを消す

ゼラオラVSTARのVSTARパワー「いかずちスター」でメッソンがどんどん呼ぶをした後に使えば、メッソン4体にそれぞれ60ダメージを与えるので4体共きぜつさせることができ、詰み盤面を作ることができる。エネ要求が4エネと重たいがモココを立てることができれば起動できる。

マナフィはHP60のたねポケモンで、ベンチポケモンへのワザのダメージを防ぐ特性「なみのヴェール」を持つ。クイックシューターもダブルシューターも、このデッキのベンチへの攻撃手段がまるごと機能しなくなる。

連撃インテレオンの戦略はベンチにダメカンを積み上げてから一気にサイドを複数取る動きが核心で、マナフィが場にいるとその前提が崩れる。バトル場だけへのダメージしか出せなくなり、ダメカンを分散させながら複数体まとめてきぜつさせる計算が成立しなくなる。

ただしマナフィ自体のHPは60と低い。ボスの指令で呼び出して倒す選択肢は当然ある。しかし相手がマナフィを複数体用意していたり、倒した直後にもう1体出てきたりすると、その度にボスの指令を消費して対処しなければならなくなる。

メッソンへの直接攻撃——進化ラインを序盤に崩す

メッソンはHP60のたねポケモンで、サーチや展開力の源泉だ。これを序盤に複数倒されると、ジメレオンへの進化本数が減り、うらこうさくの起動回数が激減する。

回収ネット使用→インテレオン手札に回収→ジメレオン進化→うらこうさく発動→インテレオン進化→うらこうさく……というループが、メッソンの数に依存している。

ボスの指令でベンチのメッソンを呼び出して倒す動き、ドラパルトexのファントムダイブでダメカンを散らしてメッソンを複数きぜつさせる動き、かがやくゲッコウガのげっこうしゅりけんで2体まとめて倒す動き——これらがメッソン狩りの代表的な手段だ。

先攻2ターン目や後攻1ターン目に、相手のベンチのメッソンを積極的に処理することを最優先にするプレイングが、このデッキへの実戦的な対策として機能する。メッソンが3〜4体並んだ状態を作る前に2体以上処理できれば、後半のうらこうさく回数が大幅に減る。

ゼラオラVSTARのいかずちスター——メッソンを一斉処理する切り札

ゼラオラVSTARのVSTARパワー「いかずちスター」でメッソン4体にそれぞれ60ダメージを与えて4体共きぜつさせることができ、詰み盤面を作ることができる。

いかずちスターは4体のポケモンに60ずつを自由に割り振れる効果で、メッソンのHP60にちょうど届く。ベンチに4体のメッソンが並んでいる場面でこれを使うと、進化前のポケモンが一掃されてデッキのエンジンが完全に止まる。

サイドを複数まとめて取られるわけではないが、デッキの骨格を一瞬で破壊するという意味でこの対面における最も強烈な一手だ。ゼラオラVSTARを採用したデッキと対面するとき、うらこうさくデッキ側は「なるべく早くメッソンを進化させてジメレオン以上の状態にしておく」か「ベンチにメッソンを並べすぎない」という判断が求められる。

雷弱点——水タイプの根本的なリスク

雷弱点の水タイプ。2021年6月時点の環境では表立った天敵は少なくとも色相性上はいないようだった。しかし雷タイプのデッキが増えてくると弱点のリスクが高まる。

インテレオンVMAXのHP320は弱点2倍を受けると実質160相当の耐久になる。連撃ウーラオスVMAXも水タイプではないが、同じデッキ内の水エネルギーを要求するポケモンたちは弱点のリスクを抱える。

特にアルセウスVSTARデッキに雷タイプのアタッカーを組み合わせた構成が環境に存在した時期、連撃インテレオン側は弱点を突かれてHP320のインテレオンVMAXが予想より早く沈む展開を繰り返した。HP320という耐久値の印象から油断しやすいが、弱点倍率の前では別の話になる。

ダブルシューターを止めるミカルゲ——ルール持ちの特性封じ

ミカルゲの特性「しっこくのわざわい」はルール持ちポケモン全員の特性を封じる。インテレオンVMAXはVMAXポケモンのためルールを持ち、ダブルシューターが止まる。毎ターン水エネルギーをトラッシュしながらベンチに20ダメカンを乗せ続ける動きが消えると、ダメカンを積み上げるプランが根本から崩れる。

ただしミカルゲはうらこうさくを止めない。ジメレオンとインテレオンは非ルールポケモンのためミカルゲの対象外で、進化時のサーチは継続して機能する。インテレオンVMAXの特性だけを狙い撃ちする形になるため、デッキの縦引き力そのものを止めるわけではない点は注意が必要だ。

連撃ウーラオスVMAXへの対策——れんげきエネルギーを剥がす

このデッキでは連撃ウーラオスVMAXのキョダイレンゲキをフィニッシャーとして使う場面がある。キョダイレンゲキはれんげきエネルギーの枚数によって打点が上がる青天井ワザで、ベンチへの同時攻撃も持つ。

改造ハンマーでれんげきエネルギーを剥がすと、キョダイレンゲキの火力が大幅に下がる。1枚剥がすだけで打点の計算が変わり、期待していたワンパンラインに届かなくなる場面が出てくる。うらこうさくで改造ハンマーへの対処をすぐに引ける点がこのデッキの強みだが、連続して改造ハンマーを打たれると消耗が積み重なる。

頂への雪道——ダブルシューターを止める副次的な効果

頂への雪道はルール持ちポケモンの特性をなくす。インテレオンVMAXのダブルシューターはVMAXの特性のためルールを持ち、止まる。ただし、うらこうさくはジメレオンの特性で、ジメレオンはルールを持たない非ルールポケモンだ。頂への雪道ではうらこうさく自体は止まらない。

この点を誤解しているプレイヤーが意外と多い。「雪道を貼ればうらこうさくが止まる」という認識は間違いで、インテレオンVMAXの特性は止まるがサーチのループは続く。雪道を貼ってもサーチで対処カードを引かれてしまうという経験を繰り返した後に気づいた、重要な知識だ。

手札干渉——うらこうさくの強さが相対的に活きにくくなる

うらこうさくは進化するだけでサーチができるため、手札干渉への耐性が高いデッキだという認識が広まっている。それは正しい。しかし限度がある。

2〜3ターン連続でジャッジマンやナンジャモを打たれると、進化するためのポケモンが手札に来ない状態になることがある。回収ネットがなければインテレオンを手に戻してジメレオンに進化し直すこともできない。手札干渉への高い耐性は認めつつも、連続して打たれると崩れ始めるのが実態だ。

頂への雪道とジャッジマンを同じターンに重ねる動きは、ダブルシューターを止めながら手札を削るコンボになる。ダブルシューターが消えた状態で手札も細くなり、次のターンに何ができるかが大幅に制限される。

実戦での失敗談

クワガノンにグッズロックされて何もできなかった試合

連撃インテレオンを使って大会に出た試合で、相手がクワガノンVを採用していた。後攻1ターン目から相手がパラライズボルトを使ってきた。次のターンにグッズが使えない。回収ネットでインテレオンを手に戻せない、クイックボールでメッソンを追加展開できない、ポケモン入れ替えでジメレオンをバトル場から逃がせない。サポートだけで動くしかない状態が1ターン続いて、その間にこちらのジメレオンが倒された。

回収ネットというグッズに全体の動きを依存しすぎていたことが敗因で、グッズロックされた際の「サポートだけで何ができるか」を事前に想定しておく重要性を痛感した試合だった。

メッソン狩りで勝負を決めた試合

逆の立場から経験した試合もある。対連撃インテレオン戦で先攻を取り、2ターン目にボスの指令でベンチのメッソンを呼び出して倒した。その後もう1ターン別のアタッカーでメッソンを処理した。相手が展開できるジメレオンが1体に減り、うらこうさくが1回しか使えない状態が続いた。手札が細いまま番が返ってきて、キョダイシューターを撃てるエネルギーが揃わない。そのまま攻め続けて押し切った。

メッソンを狙い続けることがいかに有効かを実感した試合で、それ以来連撃インテレオンとの対面ではベンチのメッソンの枚数を常に数えながら動くようになった。

連撃インテレオン側が持つ対処手段

クワガノンVへの対処はうらこうさくでボスの指令を持ってきてクワガノンVをバトル場から引き出し、インテレオンやウーラオスで倒すことが基本になる。マナフィへの対処はボスの指令で呼び出して処理する。ゼラオラVSTARのいかずちスターへの対処は、メッソンを早めにジメレオンに進化させて60では倒されないHPにしておくことが防衛の基本だ。

このデッキが強かった時期、うらこうさくで「必要なカードを必要なタイミングで確実に引く」という体験は他のデッキにはなかった。50歳になった今も、あのデッキを動かしていたときのサーチの気持ちよさは鮮明に覚えている。弱点があっても、それを上回る技術と柔軟さを持ったデッキだった。

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この記事を書いた人

「トレカを始めたいけど、どれが自分に合うのか分からない」という初心者・大人世代のための比較ガイドです。
ポケモンカード、ワンピースカード、マジック:ザ・ギャザリングなど、主要なトレカのルール難易度、初期費用、将来性を50歳の運営者がフラットに徹底比較。
カードゲームの基本用語から、親子や同世代で楽しむためのコミュニティの探し方、資産価値としてのカードの守り方まで。
第二の人生を豊かにする「大人の知的ホビー」としてのトレカ選びをサポートします。

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