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ルナアーラLO相性の悪いカード完全解説|ルナティックペインを無効化する手段

ルナアーラ(ルナティックペイン)を使ったLOデッキを初めて対面したとき、何が起きているかを理解するのに少し時間がかかった。相手が攻撃してこない。ムウマージがちびちびダメカンを乗せてくる。そして突然ルナアーラがバトル場に出た瞬間、場にいる全員のダメカンが倍になって複数体が同時にきぜつする。あの「え、何これ」という感覚は今でも残っている。一方で、このデッキには明確な弱点がある。ダメカンが乗っていなければルナティックペインはゼロを倍にするだけで意味がない。そこに刺さるカードが揃うと、このデッキは急に何もできなくなる。

目次

ルナアーラLOデッキの弱点を生む構造

ルナアーラ(ルナティックペイン)はワザの効果で相手の全員のダメカンを2倍にする。全員のダメカンを2倍にすることで一度にサイドを複数枚取ることができる破壊力をもつ伝説のデッキだ。ムウマージや他のバラマキ手段をうまく使って一気にサイドを取り切りたいところ。

コスモッグからコスモウム、ルナアーラへの2進化ラインは準備に時間がかかり、ルナアーラが完成しないとデッキ本来の強みを発揮できない。付け替えギミックが使えないとデッキは機能不全に陥る。

弱点の構造は4軸になる。ダメカンを取り除いてルナティックペインを無効化する、2進化の時間帯を速攻で攻める、コスモッグという進化前を狙い撃つ、LO要素を山回復で打ち消す——この4点が相性の悪いカードを生む根幹だ。

すごいきずぐすり・マックスきずぐすり——ダメカンを消してルナティックペインを空振りさせる

乗せたダメカンをまとめて消されると計算が根本から崩れる

ルナティックペインは「乗っているダメカンを2倍にする」効果で、ダメカンが乗っていないポケモンには何のダメージも発生しない。0の2倍は0だ。

ムウマージのうらみのまじないや各種ベンチ狙撃で積み上げたダメカンを、すごいきずぐすりやマックスきずぐすりでまとめて消されると、その番のルナティックペインが完全に無意味になる。1ターンかけてダメカンを分散させた作業が一瞬でリセットされる。これがこのデッキにとって最も理不尽な瞬間で、回復カードが多いデッキとの対面は本当に消耗する。

ルナアーラexの戦い方の基本は逃げるを駆使してアタッカーを切り替えながら戦うヒットアンドアウェイの戦法だ。盤面が完成してしまえばワンパンしてくるデッキ以外には有利に立ち回れる。

回復を繰り返してダメカンを消し続ける戦術に対しては、ルナアーラ側もムウマージを複数体並べて毎ターン大量のダメカンを乗せ直す必要が出てくる。しかしムウマージ自体のHPは低く、狙われれば消えていく。この消耗戦はルナアーラ側に不利に働くことが多い。

フウとラン——LO要素を根本から無効化する山回復カード

「ルナアーラLO」の「LO」はライブラリーアウト——つまり相手の山札を0にして勝つことを指す。この勝ち筋を直接潰すのが山回復カードだ。

フウとランは山札を全てデッキに戻してシャッフルする効果を持つ。それまでムウマージのワザやポケストップで相手の山を削り続けた作業が、このカード1枚で白紙に戻る。試合を通じて削ってきた山が一瞬で復活するあの瞬間は、LO戦略を使う側として最も絶望的な場面だ。

ともだちてちょうでサポートカードを山に戻し続けることも、LO戦略に対して間接的な対処になる。デッキの「薄さ」を維持することがLOの生命線で、それを補充し続けられると削り切るターン数が延び続ける。大会のタイムリミットという制約がある以上、山回復に対応できないと時間切れで両者負けになるリスクが上がる。

速攻デッキ全般——2進化の準備時間を与えない

コスモッグからコスモウム、そしてルナアーラへの2段階進化には時間がかかる。理想的に動いても3ターン目以降にしか完成しない。

アグロ寄りのデッキに対しては不利を背負いやすい。ルナアーラが倒されると攻撃のテンポが一気に崩れる点は課題で、進化にはふしぎなアメとルナアーラの両方が必要になるため速攻寄りのデッキに対して不利になりやすい。

後攻1ターン目から大ダメージを出してくるタケルライコexや、2ターン目から一撃を狙えるトドロクツキexのような速攻デッキとの対面は、ルナアーラが完成する前に盤面が崩れ始める。コスモッグのHPは60程度と低く、速攻で狙われると進化ラインが完成しない。

この対面では、いかにコスモッグを守りながら進化のターンを稼ぐかが焦点になる。なかよしポフィンで複数体展開してリスクを分散する、ふしぎなアメで進化を急ぐ——しかしいずれも相手の攻撃速度に追いつけるかどうか次第だ。

コスモッグへの直接攻撃——進化ラインを序盤に壊す

HP60のコスモッグはほぼすべてのアタッカーの1発で倒せる。ボスの指令でベンチのコスモッグを呼び出して倒す動きが、ルナアーラ展開を最も確実に防ぐ手段になる。

シルヴァディを採用したデッキとの対戦では、進化準備中のコスモッグがタイプ:ヌルに倒されると何もできず、そのまま押し切られてしまうこともあった。

進化前への介入は連撃インテレオンやサーナイトexへの対策でも同じ発想だが、ルナアーラの場合は特にコスモッグが1体しかきぜつしただけでも回復が難しい。デッキに入っているコスモッグの枚数は限られており、複数体倒されると二度とルナアーラを立てられなくなることがある。

ドラパルトexのファントムダイブはベンチのコスモッグにも60ダメカンを乗せられる。ヨノワールのカースドボムと合わせれば、ファントムダイブの前にすでにHPが削れているため、より少ないダメカンでコスモッグを倒せる計算になる。

悪弱点——超タイプのルナアーラが弱点を突かれる

ルナアーラは超タイプのポケモンで悪弱点を持つ。悪タイプのアタッカーに弱点ダメージを受けると、HP210前後のルナアーラが一撃できぜつする計算になる。

アクジキングexやダークライexに対しては弱点を突かれてしまうのがネックだ。

せっかく2進化を完成させてもバトル場に出した瞬間に悪タイプの一撃で消えてしまう対面は、このデッキを使う上で避けられないリスクだ。悪タイプが多い環境ではルナアーラを持ち込むリスクが高まる。ノコッチで弱点を消す対処手段はあるが、ベンチ枠を使う点と引けるかどうかに依存する点は常に課題になる。

特性封じカード——ムウマージのうらみのまじないを止める

ムウマージの「うらみのまじない」は特性でベンチポケモンに毎ターンダメカンを乗せ続ける効果を持つ。ルナアーラが来るまでの間、この特性で相手全員のHPを少しずつ削ることがデッキの下準備になる。

テツノイバラexのイニシャライズはルール持ちポケモンの特性を封じる。ムウマージがVポケモンなどルールを持つ場合、その特性が止まるとダメカンを積み続けるプランが崩れる。また頂への雪道も同様で、特性持ちのシステムポケモンが止まると山を掘る速度が落ち、ルナアーラにたどり着くまでの時間が延びる。

バラマキの手段が消えたとき、ルナアーラが出てきても倍にするダメカンが足りなくてきぜつラインに届かない、という状況が生まれる。このデッキのプランが2段構えになっていることを踏まえると、バラマキ段階を妨害することで試合全体の流れを変えられる。

非ルールポケモン主体のデッキ——LO戦略が長引く対面

LOデッキは、いかに相手にサイドをとられないように戦うかがポイントだ。サイドを一方的に取られることになるため単純な盤面の見た目では戦況の判断が難しく、どうにかしてサイドを取り切られる前に相手の山札を削り切る必要がある。

非ルールポケモンを主軸にしたデッキはポケモンの種類が多く、倒されてもサイドを1枚しか渡さない。LO勝ちを目指す側からすると、相手がサイドを1枚ずつしか取れない構成は逆に有利ではある。しかし非ルールポケモンは特性を持たない場合が多く、ムウマージのうらみのまじないでダメカンを乗せてもルナアーラが登場するまでの時間が長くなる。長期戦になるとフウとランやともだちてちょうを何度も使われるリスクが増え、LO勝ちのタイミングが遠ざかっていく。

大会ルールの時間切れ——LO共通の最大の敵

カビゴンLOデッキはサイドを取らずに相手の動きを封じるので時間切れになりやすい。シティリーグやチャンピオンズリーグの予選は25分経過時点で勝敗が決まっていないと両者負けになる。

ルナアーラLOも同様で、ダメカンを積み重ねながら山を削るという2段構えの作業は試合を長引かせやすい。25分というタイムリミットの中でLO勝利を完遂できるかどうかが、デッキを大会に持ち込む際の根本的な問題になる。特に山回復カードを持つ相手と対面したとき、復活した山をもう一度削り直す時間が確保できるかどうかがそのまま勝敗に直結する。

実戦での失敗談

ルナティックペインの直前にきずぐすりを打たれた試合

ジムバトルでこのデッキを使い、ムウマージ2体でダメカンを4ターン積み続けた試合がある。相手は各ポケモンに20〜30ずつのダメカンが乗っていた。次のターンにルナアーラを出してルナティックペインを使えば複数体まとめてきぜつする計算だった。ところが相手がその番にマックスきずぐすりを使って主要なポケモンのダメカンをまとめて消してきた。翌ターンのルナティックペインは小さなダメカンしか残っていないポケモンにしか当たらず、きぜつしたのは1体だけだった。

4ターン分の積み上げが1枚のカードで半分以上無駄になった瞬間は本当に脱力した。回復カードへの対処としてムウマージを増やして同じターンに大量のダメカンを乗せる、あるいはルナアーラを使うターンを読んで相手の手にきずぐすりがないことを確認してから動く——という計算を持つことの重要性をあの試合で学んだ。

バラマキ後のルナティックペインで一網打尽にした試合

うまくいった対戦もある。ミュウVMAXデッキと対面したとき、ゲノセクトVを含む相手のベンチ全員にうらみのまじないで複数ターンかけてダメカンを分散させた。相手は回復カードを引けないまま番を繰り返した。ルナアーラを出した瞬間、ゲノセクトV2体とクロバットVが一気にきぜつ。相手のフュージョンシステムが機能する前に盤面が崩れた。

あの試合での一番の学びは「相手がきずぐすりを持っているかどうかを読む」ことで、ドローをたくさんしている相手の手にきずぐすりが来るリスクを常に念頭に置きながら動くことがこのデッキを使う上での基本姿勢だと実感した。

このデッキを使いこなすための核心

ルナアーラLOデッキの本質は「ダメカンの積み重ね」と「タイミングの読み合い」にある。回復カードを使われる前に、できるだけ多くのダメカンを乗せたタイミングでルナティックペインを撃てるかどうか。相性の悪いカードを把握しておくことで、「この対面では先に動く」「この対面では山削りに切り替える」という判断が速くなる。20年以上ポケカをやってきた中でも、このデッキの「仕掛けのタイミングを計る」という楽しさは独特で、使いこなすほど奥深さが増していくタイプだと感じている。

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この記事を書いた人

「トレカを始めたいけど、どれが自分に合うのか分からない」という初心者・大人世代のための比較ガイドです。
ポケモンカード、ワンピースカード、マジック:ザ・ギャザリングなど、主要なトレカのルール難易度、初期費用、将来性を50歳の運営者がフラットに徹底比較。
カードゲームの基本用語から、親子や同世代で楽しむためのコミュニティの探し方、資産価値としてのカードの守り方まで。
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